転職成功者インタビュー

豊田合成九州株式会社
柴岡祥平さん(仮名・設備保全) 25歳

九州に戻り、経験を活かしながら、さらなる成長を目指す。目的通りの転職実現に充実の日々。

鹿児島から上京し、加工メーカーのエンジニアとして邁進していた柴岡さん。若くして幅広い業務を担い、やりがいを感じていた柴岡さんだったが、経営者が変わったことによって状況は一変。チャレンジしにくい環境となったことから転職を決意した。「転職するなら故郷の九州で」と考え、リージョナルキャリア福岡のコンサルタントに相談したところ、自身では想像していなかった転職活動のサポートを受け、見事、目的通りの転職に成功した。「仕事とプライベート、ともに充実している」と晴れやかに語ってくれた柴岡さんの移住転職体験談を紹介しよう。(※本記事の内容は、2022年10月取材時点の情報に基づき構成しています)

転職回数
0回
転職期間
エントリーから内定まで137日間

転職前

業種
加工メーカー
職種
エンジニア
業務内容
社内設備のメンテナンスや自動化装置などの設計開発

転職後

業種
自動車部品メーカー
職種
エンジニア
業務内容
自動車部品の製造工場における生産設備や搬送装置などの保全業務

苦戦を強いられた転職活動。コンサルタントと二人三脚の取り組みで活路が開けた。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

当社は豊田合成株式会社の福岡・北九州・佐賀の3工場が分離独立してできた会社です。2019年より稼働を開始した工場でトヨタ自動車を始めとする国内外の複数の完成車メーカーに対して自動車部品を供給しています。

その中で私は、製造技術室・保全課に所属し、工場内の生産設備や装置などの保全業務を担当しています。会社としては、事後保全はもちろん予防保全にも注力しており、私も入社してまだ日は浅いですが、いくつかの新しい取り組みに関与しています。

入社前のご経歴を教えてください。

出身は鹿児島で、就職に伴って上京し、加工メーカーに入社しました。小さい頃からプラモデルが好きで、小学校の社会見学(工場見学)でもワクワクが止まらないような子どもだったので(笑)、その後もモノづくりの世界に向けた進路を選び、就職するに至りました。

前職では、製造部門での加工エンジニアからスタートし、技術部門に異動してからは、自動化設備や装置、治具などの設計開発を担当しました。要員が少ないこともあり、また、会社として自動化に注力している状況だったので、主担当として様々な案件を手掛けることができ、とても充実していました。

転職のきっかけは?

転職を考えた背景は二つあります。一つは、九州で暮らしたいということ。もともと就職のときも鹿児島でと考えていましたが、どうしても会社が限られてしまうため、まずはエンジニアとして様々な経験を積むために鹿児島を離れたという経緯がありました。

前職では鹿児島に工場を作る計画があると聞き、ゆくゆくは地元に戻れる可能性も視野に入社を決めました。ですが、直近でもその計画は進んでおらず、現実味がなくなっていたことから、転職をしてでもUターンしたいと考えるようになりました。

もう一つは、経営者が代替わりして、自動化や設備投資に消極的になってしまったことです。なんとか試行錯誤しながら様々な提案も続けていましたが、なかなか稟議も通らず、結果的に自分の仕事が無くなりつつある状況でした。

それまでは、新しい知識や技術を学び、仕事に取り入れながら新しいチャレンジができるという環境が心地良く、そこにやりがいを感じていましたので、今後もそういったチャレンジができる環境を求め、転職を決意しました。

転職活動はどのように進めましたか?

いくつかの転職支援サービスに登録し、情報収集を始める中で、福岡に特化した転職支援サービスとしてリージョナルキャリア福岡を見つけ、エントリーしました。

福岡であれば実家に戻るにもそれほどハードルは高くありませんし、暮らしやすいだろうと思っていましたので、どんな転職の可能性があるか相談してみることに。担当コンサルタントはとても接しやすく、私の状況や思いをしっかり理解してくれましたので、求人のサーチを依頼するに至りました。

それまで、私の年齢が若いということもあり、いわゆる即戦力人材を求める求人とはなかなかマッチせず苦戦していたのですが、担当コンサルタントが手厚くサポートしてくれたので助かりました。

履歴書・職務経歴書の添削はもちろん、前職で手掛けた案件をプレゼンテーション資料にまとめて、“見える化”するようアドバイスをしてくれました。ちょうど前職時代の社内プレゼンで使用していたものがあったので、転職活動用に整えました。さらに、資料はGoogleスライドでWebページ化して職務経歴書に落とし込むという方法も教えてもらい、自分では考えつかなかったことばかりでしたので、とてもありがたかったです。

そして、それらの資料もとに企業へのアプローチを続けてもらった結果、マッチしたのが豊田合成九州でした。

今の会社に決めたポイントは?

担当コンサルタントから詳しい情報を聞くとともに、自分でも深く情報収集を行ったところ、業務は自分の経験や志向にマッチしており、経営方針や業績などから今後の成長も期待できると感じ、応募を決めました。

面接では製造技術室の室長や管理部の部長、副社長らと会うことができ、とても雰囲気が良かったのが印象的でした。現在の課題や今後力を入れていきたいことなども明確に教えてもらい、“熱さ”を感じたのも惹かれた部分でした。

私の経験に対しては、「そんなことまでやってるの!?」と驚かれましたが(笑)、その分、経験をしっかり評価してくれて、「こんなふうに活かせるはず」と、一緒に入社後のシーンを想定してくれました。入社してからもちゃんと寄り添い、成長を後押ししてくれそうだという安心感を得られたことも入社の決め手となりました。

転職によって、仕事の量は減り、質は上がった。長期的に成長を追い求められる環境に満足。

転職していかがですか?

面接で感じた印象の通り、本当に皆いい人ばかりで、人間関係の良さを実感しています。「頑張りすぎてないか?」と声をかけてくれたり、“グイグイ来てくれる”というか、ひとりぼっちになることがないので安心して働けています。

仕事の面では、入社して数日はいろんな資料を読んだり、基礎的な部分を修得する期間でした。私としては実際に図面を書いたり配線を触ったりするのが好きなので、早く現場に出たいとうずうずしていたのですが(笑)、それからすぐに思いは叶いました。

「よしきた!」と嬉しかった反面、前職と比べて設備の規模も大きいですし、機械の性質や人の動線など異なる部分が多いため、学ぶべきことが多い状況です。ただ、これこそ私が転職に求めていたことなので、とても充実しています。

転職して良かったと思うことは?

前職での経験や知識をしっかり活かしながら、さらに成長を追い求められるという点です。一部の装置や設備だけでなく、工程や工場全体を見渡しながらコミットしていく必要があるので、しっかり経験を積んで、できることを増やしていきたいですね。

それから、働き方の面でも大きな変化がありました。私自身は仕事が好きですし、前職では「仕事をしようと思えばいつまでもできる」という環境でしたので、毎日長い時間仕事をしていました。でも今は、定時の中で最大限、効率や生産性を上げようという環境で、労務管理もきっちりしています。

入社して間もない頃、定時を過ぎて会社に残っていると、「早く帰るように」と促されて、とても驚きました。前職では一度も経験したことがなかったので(苦笑)。

より効率的に仕事をしながら生産性を上げていくことは決して簡単なことではないと思いますので、そういった意味でもしっかり実力を付けながら実現を目指していきたいです。

困っていることや課題はありますか?

これも前職との違いからくるものですが、ルールや承認プロセスに戸惑うことがあります。例えば部品を購入するとき、前職では自分で見積もりを取って、社長にダイレクトに稟議を上げて、納期をコントロールして、というように、“自分が思うようにやれる”という側面がありました。

でも今は、きちんとルールに則って、適切なプロセスで一つひとつを進めていく必要があります。困っているという訳ではありませんが、今後早く慣れていかなければと感じている部分です。

生活面の変化はありましたか?

福岡で一人暮らしを始めました。というのも、以前は寮生活だったんです。多いときで5人ぐらいと一緒に生活していて、当時はあまり感じていなかったんですが、今思うと「結構ストレスを感じていたんだな~」と(笑)。

好きなときにお風呂に入り、洗濯機を回し、自分のリズムで生活できることが、こんなにもラクなことだとは思っていませんでしたので、今は開放感を満喫しています。会社からそう遠くもないですし、間取りは2LDKで家賃は6万円ほどとお手頃。この暮らしやすさも地方ならではですね。

それから、帰宅が随分と早くなったので、昔の趣味だった絵を再開しました。他にも、仕事に活かせそうな勉強をしたり、カフェテリアプランを活用した旅行の計画をしたり、オフの時間をどうやって有意義に過ごしていこうかと考えられるようになったのも大きな変化です。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

転職を考える上で一番大切なのは、「なぜ転職したいのか」に対する答えをしっかり見出すことだと思います。その部分が抽象的だったり、ブレてしまうと、本来の目的からずれた転職をしてしまい、後々後悔する可能性もあります。

私も転職先を選ぶ際、常に「目的とマッチしているか」という観点を持ち続け、情報の精査を行いました。時間もパワーもかかりましたが、このプロセスがとても良かったと思っています。

ただ、慎重になりすぎたり、必要以上に不安を感じてしまうと、なかなか身動きが取れなくなってしまうかもしれません。「うまくやっていけるだろうか」「将来どうなるんだろうか」と、考えればキリがないこともたくさんあります。

転職の目的にマッチしているということが確信できたのであれば、あとは“勘”の世界というか、自分の選択を信じて、後々その選択が正しかったと思えるように前進していくのみだと思います。

担当コンサルタントから

コンサルタント 
原田 昌和

とても素直なお人柄で、まさに「好青年」という言葉がぴったりの柴岡さん。面談では、小学校時代の工場見学の思い出や、「自分がつくった自動化装置だけの工場をつくりたい」と少年のように目を輝かせながら夢を語る姿に、こちらもワクワクするような気持ちになったことをよく覚えています。今回のインタビューでは、仕事やプライベートについて、近況をたくさん教えていただきました。「話が尽きない」といった様子の柴岡さんに日々の充実が感じられ、とても嬉しく思っています。豊田合成九州社でさらに成長され、今後どんな夢を実現されるのか、あらためてワクワクさせてもらえる時間となりました。

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