転職成功者インタビュー

西部ガス株式会社
芦田隼人さん(仮名・経営企画) 32歳

豊かな自然と都市機能が調和する福岡で挑む、経営企画の次なるキャリア。

東京で経営企画のキャリアを積みながら、「豊かな自然がある九州で暮らしたい」という想いを抱いていた芦田さん。住まいと仕事を同時に変える大きな不安を抱えながら臨んだIターン転職で出会ったのは、地域を代表するエネルギー企業で経験を活かせるポジションだった。

決め手となったのは選考段階から感じていた「人の温かさ」と丁寧な向き合い方。業界としては未経験だったものの、部署を越えて助け合う社風のもとで仕事の手応えを感じる日々を送っているという。

都市機能と豊かな自然が心地よく調和する福岡の街で、休日には趣味の釣りや自然を満喫するなど、夫婦で理想としていたゆとりある暮らしも実現。仕事のやりがいはもちろん、福岡で叶えた豊かなライフスタイルについて詳しく聞いた。

※本記事の内容は、2026年9月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
1回
活動期間
エントリーから内定まで291日間

転職前

業種
IT
職種
経営企画
業務内容
事業戦略の策定や組織変革活動など

転職後

業種
エネルギー
職種
経営企画
業務内容
中期経営計画、株主総会など、経営戦略・管理に関わる業務全般

憧れの九州移住を決断し、理想のライフスタイルとキャリアを実現。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

西部ガスホールディングスの経営企画部門に所属し、中期経営計画、株主総会など、経営戦略・管理に関わる業務全般に幅広く携わっています。

今後は次期中期経営計画の検討などにも関わっていく予定です。

入社前のご経歴を教えてください。

大学卒業後、新卒で大手製造・ソリューション企業に入社しました。事業部の企画部門に配属となり、中期経営計画の策定や役員向け資料作成など、企画業務全般を担当しました。

その後、経営企画のスキルを深めるため大手IT系企業へ転職。コンサルティング部門で新規事業創出に携わった後、通信系の企画部門へ異動して事業戦略の策定や組織変革活動などを担当しました。

転職のきっかけは?

東京での仕事にはやりがいを感じており、前々職、前職ともに大きく成長できる充実した環境でした。一方で、移住と転職を選んだ背景には、いくつかの理由が重なっていました。

まず、私自身が幼い頃から母の故郷である九州で過ごす機会が多く、九州の自然豊かな環境が昔から大好きだったことです。以前から九州で釣りを楽しんでいたこともあり、海の近くでの暮らしにはずっと魅力を感じていました。

また、現在は関東にいる両親も将来的に九州へ移住したいと話しており、九州という土地は常に身近な存在でした。

加えて、結婚後に妻と将来の暮らしを考える中で、「自然も身近にある環境で暮らしたい」という共通の想いが芽生えたことも大きな理由です。

関東では自然に触れるにも時間や費用がかかり、少し窮屈さがあったことや、将来子どもを育てる環境としても地方に魅力を感じていました。

そうした中で選んだ福岡は、海辺の雰囲気の良さや人情味のある土地柄はもちろん、都市機能も非常に充実しており、生活面でのギャップが大きすぎない点も含めて、自分たちの求める暮らしに一番フィットする場所でした。

転職活動はどのように進めましたか?

最初は本格的に転職活動を始めるというよりも、まずは大手の転職サイトに登録し、福岡にはどんな企業や求人があるのか、情報収集から始めました。

しかし、経験を積んできた経営企画の仕事を中心に探したものの、希望にぴったり合う求人はなかなか見つかりませんでした。

住む場所と会社を同時に変えることになるため、できる限りリスクは抑えたいという気持ちがありましたし、次の会社ではできれば長く働きたいと考えていました。そのため、比較的大手で事業基盤が安定しており、待遇面でも一定の水準が期待できる企業を希望していました。

福岡は東京ほど大手企業の求人が多いわけではないので、長期戦も覚悟しながら焦らずに活動を進めようと考えていました。

そんな中で、リージョナルキャリア福岡から西部ガスホールディングスの経営企画ポジションを紹介してもらいました。地域を代表する大手企業で、しかも自分の希望に合う経営企画の求人だったことから、「ようやく応募したいと思える求人に出会えた」と感じたことを覚えています。

実は担当コンサルタントの瀬川さんに初めて転職相談をしたのは、しばらく前のことでした。当時は私の希望に合う求人は見つからなかったのですが、とても丁寧な対応で、私の考えや希望をしっかり理解しようとしてくれる姿勢が印象に残っていました。

そこから少し時間は空きましたが、私のことを覚えていて、希望に合う求人が出たタイミングでご連絡をいただきました。結果的に、自分の希望にぴったり合う求人を提案いただき、本当に感謝しています。

今の会社に決めたポイントは?

仕事内容が自分の希望とマッチしていたことはもちろんですが、最終的な決め手になったのは「人の良さ」でした。おそらく西部ガスグループに入社した社員の多くが同じことを言うかもしれませんが、選考の段階から人の温かさを強く感じたんです。

面接はスキルや経験を見極める場ですが、選考ではそれ以上に「一人の人として向き合い、人柄を見てくれている」という印象がとても強く残りました。

これだけ人柄を大切にしている会社であれば、社内で働いている人も同じような基準で採用されているのだろうという安心感がありました。また、面接官同士の自然なやり取りや雰囲気からも、会社全体の温かさが伝わってきました。

さらに、内定後のフォローも印象的でした。「よければ来てください」という距離感ではなく、「ぜひ一緒に働きましょう」と歓迎されているのが伝わってきました。

転職する側としては、歓迎されて入社できることは本当にありがたく、大きな安心材料になりました。

温かな職場と自然豊かな街、福岡が生む充実のライフスタイル。

転職していかがですか?

選考時に感じていた「人の良さ」はまさにその通りでした。社員同士の距離が近く、仕事だけでなくプライベートでも交流のある人が多い印象です。人とのつながりを大切にする社風で、私自身もとても居心地の良さを感じています。

仕事の面では、早期から責任のある業務に携わることができ、周囲も非常に協力的です。覚えることも多く充実した毎日ですが(笑)、経営に近い立場で仕事ができることにとてもやりがいを感じています。

転職して良かったと思うことは?

やはり一番は、社員の人柄と組織風土の良さです。経営企画の仕事では、事業部門や現場に近い部署へ依頼や調整を行う場面が多くありますが、話をすると真摯に受け止めて前向きに対応してくれる社員が本当に多いと感じます。

また、協力を惜しまない人が多く、困っている人がいれば自然と手を差し伸べてくれる文化があります。人を信頼し、お互いに助け合うことが自然に根付いていると感じます。

こうした社風は、経営企画の仕事を進めるうえで非常に大きな強みです。部署をまたいだ調整や協力が必要な場面でも周囲の理解と協力を得やすく、多くの社員と関わりながら仕事を進める経営企画にとって、とても働きやすい環境だと実感しています。

困っていることや課題はありますか?

今後の課題は、会社の歴史や文化、そしてエネルギーをはじめとする事業そのものへの理解をさらに深めていくことです。

私は中途入社で、エネルギー業界での経験もありません。そのため、会社がどのような歴史を歩み、事業を展開してきたのか、また業界ならではの仕組みや事業構造についても、まだまだ学びを深めていく必要があると感じています。

また、グループ全体の多岐にわたる事業や現場の業務理解もこれからの課題です。各部門やグループ会社がどのような役割を担い、どのように連携して全社の事業を支えているのかなど、知るべきことが多くあります。

一つひとつ理解を深めながら、会社の文化や仕事の進め方をしっかりと身につけ、より大きな価値を発揮できるようになりたいと考えています。

生活面の変化はありましたか?

生活面については、本当に不満がほとんどなく、福岡は素晴らしい街だと実感しています。

都市としての利便性がありながら、少し足を伸ばせば豊かな自然と触れ合えます。休日には自然の中でゆったり過ごしたり、趣味を楽しんだりと充実した時間を過ごせています。

また、日常生活でも買い物がしやすく、混雑に悩まされることも少ないため、日々の暮らしのあらゆる場面でゆとりを感じられます。夫婦ともに、まさに理想としていた暮らしが実現できているので、移住して本当に良かったと満足しています。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

Uターンはもちろん、家族の意向や将来の暮らし方など、さまざまな理由で地方への移住や転職を検討されている方は多いと思います。ただ、仕事や住環境を同時に変えるとなると、リスクや不安も大きく、なかなか決断できずに迷ってしまうこともあるでしょう。

それでも、私は「悩んでいるくらいなら、まずは一歩行動してみる」ことをおすすめしたいです。

将来的に地方で暮らし、働きたいという気持ちが少しでもあるなら、できるだけ早く情報収集や相談をしてみるのがよいと思います。地方でのキャリア選択は、年齢を重ねるほど選択肢が狭くなる可能性もあるからです。

人生で何を大切にしたいのか、自分にとって本当の幸せは何なのか。その答えが「地方で暮らし、働くこと」にあるのであれば、思い切って行動してみることで、道が拓けるはずです。

私自身、福岡へ移住したことで、仕事も暮らしも大きく変わりました。不安がなかったわけではありませんが、信頼できる企業や人とのご縁に恵まれ、今は「思い切って行動して本当に良かった」と心から感じています。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
瀬川 泰明

人当たりがよく、飾らないお人柄の芦田さんは、自然豊かな環境がお好きで、私も釣りやキャンプなど共通の趣味があることから、当初から親近感を覚えました。

芦田さんの経験や希望にマッチする求人が限られていたこともあり、ご相談をいただいてから転職が決まるまでに少し時間を要しました。

履歴書や職務経歴書のアドバイスから始まり、面接に向けた準備や企業研究など、多くのやりとりを重ねました。西部ガス社の内定をご報告した際、大変喜ばれていたのが印象に残っています。

また、「求人が出てすぐに紹介いただき、選考にあたって意識すべきポイントも事前に教えていただいたことで、しっかり準備できた」と感謝の言葉をいただき、私自身もとても嬉しい気持ちになりました。

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