2021.05.06
オンラインからリアルへの回帰が加速か
(西中洲あたりの花木に、沈みがちな心が癒やされました)
さて、昨日、ネットニュースでこんな記事を目にしました。
"ゴールドマン、米英従業員に職場復帰を要請 今夏までに
米ゴールドマン・サックス・グループは米国を拠点とする従業員に対し6月中旬までに、英国を拠点とする従業員に対し7月中旬までに職場復帰するよう求めた。ロイターが社内メモを入手した。
ゴールドマンの従業員数は全世界で約4万人。デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は3月、世界の従業員に対し、夏までに出社勤務を再開してもらいたいとの考えを示していた。"
(引用-ロイター 2021年5月5日)
ゴールドマン・サックスといえばアメリカに拠点を置く世界最大級の投資銀行。2018年・2019年には「世界的な金融機関ランキング」で1位、2020年には3位にランクインしています。そんなゴールドマン・サックスが、新型コロナワクチンの接種率が一定以上の米国、英国の従業員には、コロナ前のように出社して対面業務を再開するよう要請したとのこと。もともとテレワークに対して否定的だったソロモンCEOですが、いよいよ具体的に動き始めたようです。
記事を見て、私はこんなふうに感じました。新型コロナウイルスの対策で、"致し方なく"テレワークをしていたけれども、何気ない会話も含めて、『対面に勝るものなし』と、世界最大の投資銀行が判断したのだ、と。
ゴールドマンに限らず、世界的にはワクチン効果もあって"リアル(対面)"への回帰も進んでいるようですが、日本国内のニュースに気を取られて、今、世界がどんなふうになっているのか、そんなことに意識が向いていませんでした。
あらためて調べてみると、人口100人あたりのワクチン接種回数は米国74.6回、英国75.4回にのぼっています(ちなみに日本は3.0回)。
※5月6日時点/日本経済新聞「チャートで見るコロナワクチン 世界の接種状況は」
日々閉塞感を感じる中で視野も狭くなりがちですが、こんなときだからこそ視野は広く持つように気をつけなきゃいけませんね。
では、今日はこのへんで。