2021.09.17
転職エージェントでよく見る「非公開求人」「コンフィデンシャル案件」ってどんなもの?
緊急事態宣言が延長されたため、自宅がある広島でリモートワークをしていますが、今日も福岡の企業様と顔を合わせてMtgしました。ホント、便利な世の中になったものです。
さて、私たちのようなサービス(職業紹介)をご利用になる方は、「社名非公開求人」や「コンフィデンシャル案件」といった言葉を目にされることがあると思います。私たちはずっと使っているうちに、ある程度ご理解いただけるだろうと思ってしまっていますが、いや待てよ、本当にそうなのか?と思いましたので、少し詳しく書いておきたいと思います。
社名非公開求人とは?
『社名非公開求人』は文字通り、社名を伏せ、どの企業なのか特定できないようになっている求人です。情報を完全に公開することができない場合、例えば、「人事担当が一人しかいないから、たくさん応募があったら対応しきれない・・・」といった企業側の事情から、社名を伏せて掲載しています。
こういった企業は、決して採用意欲が低いわけでも、採用予定数が少ないわけでもありません。私たちも本当は「こんな企業です」「こんな求人です」ということをはっきりお伝えしたいのですが、多くの方からリクエストがあった場合に、お待たせしたりご迷惑をおかけしてしまう可能性があるため、非公開という形をとらせていただいています。
コンフィデンシャル案件とは?
社名非公開求人よりもさらに秘匿性が高く、Webサイトに掲載すらしていない案件が『コンフィデンシャル案件』です。「経営幹部や部門責任者を採用したい」とか、「新規事業の立ち上げに伴う採用だから、事業戦略上、求人内容を競合他社には知られたくない」といった場合、コンフィデンシャル(内密)にお預かりしています。こういった案件は傾向として想定年収が高く、概ね800万円~1300万円となっています。
Webサイトにも情報として掲載していませんし、「相談する人もいないのでは?」「案件を紹介されることもないのでは?」と思われるかもしれませんが、実はそんなことはありません。例えば昨年1年間を振り返ってみると、転職をサポートさせていただいた方々のうち、実に20%近くがこの「コンフィデンシャル案件」でご入社されています。
こんなふうに世の中には、検索すると具体的に確認できる求人情報もあれば、検索してもほとんど入手することができない求人情報があります。例えが合っているかわかりませんが、"食通のひとがこっそり教えてくれる名店"みたいなものでしょうか(笑)
こういったところも、私たちのサービスをご利用いただくひとつのメリットなのかなと、ふと感じた昼下がりでした。
では今日はこのへんで。