2021.11.04
【福岡散策ルポ】天神ビッグバンの目玉!『天神ビジネスセンター』を内覧してみた
さて、先日の福岡散策ルポ「生まれ変わる天神の今を感じてみた」にて、天神ビッグバンの第1号プロジェクト『天神BC(ビジネスセンター)』についてお届けしましたが、このたび、同ビルを手掛けた福岡地所(株)のご厚意で内覧させて頂くことができましたので、中の様子をご紹介したいと思います。
まずは、外から見てもとても綺麗な地上階。
建築デザインは久留米出身の世界的建築家・重松象平氏、インテリアデザインはこちらも世界的デザイナーのグエナエル・二コラ氏(フランス)が手掛け、ビルに入る前はもちろん、入った瞬間に「上質な空間」と感じられる演出が散りばめられています。
それから地下鉄へと続く地下階。
地下鉄 天神駅に直結しており、10月28日には接続工事が完了し、13番出入口のエレベーター・エスカレーターの供用が開始されています。何という利便性・・・!
エントランスには、ダニエル・ビュレン氏(フランス)、アティナ・イオアヌ氏(ギリシャ)といった現代美術作家によるパブリックアート作品が設置され、思わず「おぉっ」と声が出るほど。
入口ゲートには非接触型のセキュリティシステムが施されており、セキュリティカードをかざすだけで最適なエレベーターに誘導され、タッチレスで目的階に向かうことが可能となっています。
そのまま16階まで上がり(ビル自体は地上19階建て)、外に目を向けると、見事に福岡の街が一望できます。さらにその奥には海まで視界が開け、最高に気持ちの良い空間でした。あらためて福岡は海も山も近く、平地にも恵まれていい街ですね。
天神BCはこのコロナ禍においても9割前後の入居が決まっており(参考:西日本新聞)、既報の通りのNECやジャパネットホールディングス、ボストンコンサルティンググループといった有力企業に加え、Googleが入居を調整しているとの一報も。
竣工した際の記者会見で福岡地所の榎本社長が「世界のどこにもない、ものまねではないビルが完成した。iPhoneのように美しさと機能性が詰まっている」と述べ、福岡市の高島市長が「天神が、ビジネスが集積して夢をかなえられるエリアになる」とコメントしたように、この天神BCが起点となって、ビジネスや経済がさらに発展している将来を想像するには十分な内覧となりました。
天神ビッグバンは天神BCを始め、計52棟の建て替えが進んでおり、さらには博多コネクティッド(博多駅周辺の再開発)も計15棟の建て替えが着々と進んでいます。福岡地所を始め、私たちが人材領域で支援しているクライアントがそれらのプロジェクトのメインストリームにいることも少なくないため、そういったリレーションも活用しながら、また少しずつ様子をお届けしていけたらと思っております!
※何より私自身が一番楽しみにしているかもしれません(笑)
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