2021.12.15
今日からできる!頭ひとつ抜け出したい人のためのキャリアアップ術
会社で働いたことがある方なら、ほとんど全ての方が、上司や先輩、クライアントから期限付きの仕事を任されたことがあると思いますが、例えば「1週間後を期限に▲▲の提出を」という仕事があったら、あなたならどうしますか?
▲▲の中身は、なんでも構いません。1年間の仕事の成果を自分で評価したレポート、クライアントへの提案資料、社内イベントの企画書・・・ご自身の環境で想定してください。
100点以上取れる人
この場合、提出の期限日に提出できれば(内容の完成度は別として)いいはずですよね。学生時代なら、提出期限に間に合わない人もザラにいるでしょうから、期限に間に合うだけでも自分を褒めてあげたいかもしれません(笑)。でも、さすがに社会人になって提出期限に間に合わなかったり、事前に間に合わないことがわかって断りを入れたとしても、それなりに減点されることは当たり前だと思います。
さて、それでは、期限に間に合ってさえいれば、それで評価されるのでしょうか?残念ながら、その答えはNOです。正確に言えば、減点されることは無いかもしれませんが、加点されることも無いのです。その背景には、「期待値」というものが存在するからです。
▲▲を期限通りに提出し、その内容も良かった場合、その評価は最高でも100点です。ところが、期限を待たずして提出した場合、しかも内容も良かった、となれば、110点、120点と加点された評価になるかもしれません。
100点を取れる人、つまり期待値通りの仕事ができる人というのは社会においては珍しくありません。周囲より早く出世したり、責任あるプロジェクトを任されたり、という"抜きん出た存在"になるためには、「期待値を超えること」が大切なのです。期待値を超える仕事をした時に初めて、評価者からみた時に「おっ、明らかにレベルが違うぞ」という印象になります。
加点の積み重ねが大きな差に
それからもう一つ大切なのは、それを「一回で終わらせないこと」です。少しでも良いので、毎回期待値を超える仕事をし続けることです。そうすると、難しい仕事や重要な仕事は、真っ先に話がくるようになります。さらに、そういった仕事は、そもそも点数に例えれば100点満点ではなく、500点満点だったりします。これを成功させれば500点、あるいはそれ以上の加点をゲットできることになります。
こうやって仕事を続けていくと、周囲と同じ年数仕事をしていても、昇進スピードに差が出たり、人によっては会社を飛び出して起業、といったようにキャリアが発展していきます。就職を経験せずに起業したりする人もいますが、もしかしたら学生時代からこういったストロークで生きているのかもしれませんね。
『毎回、期待値を超える仕事をし続けること』この意識を持つだけで仕事の成果は変わるはず。今日からできる、キャリアアップ術です。