2023.03.08
地方へのU・Iターン転職者が「転職して良かった」と感じる2大ポイント
リージョナルキャリア福岡のコンサルタント、植田です。
今回は、リージョナルキャリアの全国の拠点でお手伝いさせていただいた転職者の方々のインタビュー記事、『転職成功者インタビュー(242名:2023/3/1時点)』より、U・Iターン転職した方々が「転職して良かった」と感じている2大ポイントをご紹介したいと思います。
ポイント1:「貢献感」を実感
一番多かったのは「転職をして"貢献感"が大幅にあがった」という声でした。貢献感とは、『自身が他者の役に立てている』という感覚のことです。都市部で培ったスキルや経験を転職後に発揮し、同僚や上司から頼りにされることで、それがより高まるようです。
例えば都市部から地方にU・Iターン転職をすると、正直なところ年収は下がってしまうケースが多いです。ただ、年収が多少ダウンしても、一方で仕事のやりがいが増し、充足感を得ている、という感想を持たれている方が少なくないようです。
その背景として、転職前に比べると「仕事の一部分ではなく、広い範囲を任されるようになった」「同僚や、時に経営者と協働で進める仕事が増え、周囲との距離が近くなった」という変化を挙げる声が見られます。
また、多くの方は即戦力という期待を受けて入社されているため、その役割に対する期待値も上がり、成果にスポットが当たりやすくなります。結果として経営者や上司・同僚からの評価も上がり、より貢献感を実感しながら、さらなるモチベーションにしていくというサイクルが生まれているようです。
ポイント2:時間の使い方が変化
もうひとつ、多くの方に見られたコメントは「通勤時間の短縮によって帰宅時間が大幅に早まり、家族と一緒に食卓を囲めるようになった」というものです。また「時間に追われることが減り、余暇を有意義に過ごせるようになった」「人間らしい生活を取り戻し、心に余裕ができた」という感想も見られました。
このように、都市部からU・Iターンで地方に移住したときの最も大きな変化は、時間の使い方なのかもしれません。
また、大都市では、ちょっとした移動も公共交通機関に頼らざるを得ず、特に小さなお子さんがいる家庭では電車やバスでの移動にストレスを感じることも。しかし地方に移住してからは、マイカーや自転車などの移動手段を選択できるようになり、「グッと行動範囲が広がった」「送迎が楽になった」「家族でレジャーに出かけることが楽しみになった」という感想が多く見受けられます。
U・Iターン転職は、仕事面からも生活面からも、QOL(Quality Of Life)の向上に繋がっているようです。これからU・Iターン転職をお考えになる方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
<参考>
転職成功者インタビュー - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア