2023.04.22
福岡で転職を考えるなら必ずおさえておきたい「七社会」とは?会員企業や活動内容をご紹介
リージョナルキャリア福岡のコンサルタント、原田です。こちらのブログでは、はじめましてとなりますが、リージョナルキャリア福岡の立ち上げ当時から在籍しており、コンサルタント歴は12年になります。
今後、福岡の地域情報や転職・キャリアについてのお役立ち情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします!
<プロフィール>
コンサルタント紹介/原田 昌和 - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア福岡
さて今回は、福岡で転職を考える上でキーワードになることの多い『七社会』についてご紹介したいと思います。
福岡経済を牽引する地場大手企業7社
「七社会(ななしゃかい)」は通称で、正式名称は「互友会(ごゆうかい)」。文字通り7つの企業で構成されており、いずれも福岡に本社を置き、古くから福岡経済を牽引してきた各社による任意団体となります。
「七社会」の構成企業
九州電力株式会社、株式会社九電工、西日本鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、西部ガスホールディングス株式会社、株式会社福岡銀行、株式会社西日本シティ銀行
「七社会」の変遷
1950年代
九州電力、西部ガス、西日本鉄道の3社によって発足。
↓
福岡銀行、(旧)西日本銀行、(旧)福岡シティ銀行、九電工が加入し7社に。
↓
2004年
西日本銀行と福岡シティ銀行が合併し西日本シティ銀行となったことから6社に。
↓
JR九州が加入し現在の7社に。
「七社会」の主な活動内容
情報交換・協議
各企業の役員や各クラスなどが定期的に集まり、地元行事への支援や寄付活動など、調整が必要な事項の協議や情報交換が行われています。
事業への共同参画・連携
2019年の福岡空港民営化に際しては企業連合として連携したり、最近では、産学官によって国際金融機能誘致を推進する『TEAM FUKUOKA』において主要な役割を果たしています。
ちなみに『TEAM FUKUOKA』には、天神エリアの大規模再開発事業「天神ビッグバン」において第一号案件を手掛けた福岡地所株式会社の榎本一郎氏や、九州経済連合会の名誉会長を務める麻生泰氏(麻生グループ会長)もそれぞれ幹事、顧問として名を連ねています。
さらに、日本初の「地域特化型REIT」である福岡リート投資法人の資産運用会社、株式会社福岡リアルティは「七社会」各社が株主となっています。
(画像出典:福岡リアルティHP)
このように、福岡経済に大きく影響する事業には必ずと言っていいほど「七社会」の存在があります。
「七社会」企業でキャリアを活かし、福岡に貢献する
「七社会」各社は企業規模が大きく、事業領域も広いことから、個人にとっては様々なキャリアの可能性があります。
地方都市の中で最も成長性が高いと言われる福岡において、大きな影響力を持つ「七社会」企業でキャリアを築くことは、福岡経済の発展に貢献することに繋がります。また、福岡にとどまらず、九州、日本全国の発展に貢献できる可能性すらあるでしょう。
これまで培ってきた経験やスキルを活かして福岡に貢献したい、ダイナミックな仕事を通してさらにキャリアを伸ばしたい、そうお考えの転職希望者の方にはチャンスに溢れたフィールドだと思います。
もし「七社会」企業への転職にご興味をお持ちの方はぜひご相談ください。ともに可能性を探っていきましょう。
<あわせて読みたい>
「七社会」企業を含む地場有力企業の経営TOPインタビューはこちら
企業TOPインタビュー - U・Iターン転職ならリージョナルキャリア福岡