2021.05.12
10年後、20年後にどこで暮らし、働くかを考える
たまに外を歩いても人通りがまばらなので、だんだん木々と会話ができるような気がしてきました(笑)
(大濠沿いのこの道は私のお気に入りの一つです)
日本ではまだまだ続きそうな我慢の生活
先日、ニュースで見慣れないフレーズを目にしました。それは、「コロナワクチンは観光資源」というフレーズです。記事を見ていくと、どうやらワクチン接種が進んでいる米国に旅行客が押し寄せているそうです。世界的に見ても、このコロナ禍で家計が苦しくなっている一方、貯蓄率が激増している家庭もあるようで、そういった家庭の爆発的な消費行動が予想されており、すでに米国では起き始めているというのです。世界に目をやると本当にいろんなことがそれぞれの時間軸で起きているんですね。
日本にもそういった未来が来るのかもしれない、と思うものの、もうしばらくは我慢の生活です。「もう何も気にせずパーッと旅行にでも行きたい!」という気持ちを一生懸命抑えて、こういうときは少し目線を遠くに、例えば10年後、20年後のことを考えるのも一手です。
"こんなとき"だからこそ、10年先、20年先を考える
仮に現在が30代だとすると、10年後は40代、20年後は50代ですね。日本の労働人口の推移からすると、現在30代の方々の定年は70代になる可能性がありますが、仮に70代まで働くとしたら、そのとき"どこで"働いているとイメージしますか?
自身や配偶者の故郷にUターンして、暮らしてみたかった地方にIターンして、とお考えの方もいらっしゃるでしょう。実際、福岡はUターン・移住希望者が日本一多い県ですし、そういったご相談は私たちも多く頂きます。ではその場合、"いつ"動くのが良いでしょうか。もし50代、60代で動くとしたら、しかもそのときに転職するとしたら、正直な話、けっこう大変な気がします。もちろん可能性がないとは言いませんが、30代、40代で動くのと比べたら、妥協しないといけないことも、相当出てくるのではないでしょうか。
それこそコロナ禍がこれからどうなるか読みづらいですし、今は日々生活していくだけで精一杯という方も少なくないと思います。ただ、こんなときこそ、10年、20年先のことを考えてみるのも良いかもしれないと思うのです。今はUIターンや転職について具体的に考えられないという場合でも、将来をイメージしたときに、「このまま今いる場所で働いている(暮らしている)イメージはないなぁ」という方は、では「動くとしたらいつまでに動くんだろう」ということから考えてみるのも良いかもしれません。
とりとめのない話でしたが(笑)、本日はこのへんで。