2022.12.12
「初めての転職」を考える人にオススメしたい年末年始の過ごし方
リージョナルキャリア福岡のコンサルタント、植田です。もう今年もあとわずかになってきましたね。月日の過ぎるのがなんと早いことか・・・。
さて今回は、年末年始におすすめの時間の過ごし方をご紹介したいと思います。それはズバリ、職務経歴書の作成に着手することです。
「せっかくの休みにそんなこと・・・」と思われるかもしれませんが、このブログをご覧頂いている方々は多少なり転職についてお考えのことと思いますので、ここは私も譲らず、ビシッとお伝えしたいと思います(笑)
初めての職務経歴書
これまでの感覚でいえば、新卒入社した会社でキャリアを終えるイメージが強かったかもしれません。しかし昨今は、企業の寿命よりも、人ひとりの職業寿命の方が長い時代になっています。そうすると、ほとんどの人は何度かの転職をしながら、自身のキャリアを全うすることになります。
<参考>
企業寿命、事業承継・・・個人のキャリア観に変化を引き起こす3つの要因
弊社にご相談いただく方の中にも、初めての転職活動という方がよくいらっしゃいます。
多くの人は新卒の就職活動の時に履歴書を作成しますが、職務経歴書はその名の通り経験職務についてまとめるものですので、転職活動のときに初めて作成することになります。
これが実はとても大変で、ここで転職活動が思うようにいかない人が結構いらっしゃいます。
ですから、いざ転職活動を始めようというときに「さて困った」とならないように、あらかじめ以下のようなポイントは押さえておくことをおすすめします。
職務経歴書作成のポイント
職務経歴書はA4で3~4枚に
たくさんのことを詰め込みたいあまり、職務経歴書の枚数が7~8枚になってしまうことがあります。
しかし、ここで見られているのは、必要な情報を簡潔にまとめることができるかどうかですので、あまりに多くの枚数や文量になってしまうのは好ましくありません。
実績は数値や客観的な評価とともに
しっかりアピールできる情報というのは、数値や客観的な評価によって判断できるようになっているものです。ところが、例えば新卒入社してから10年も経過していたりすると、3年目や4年目といった過去の実績は、すぐには分からなくなっていたりします。
過去の資料や考課などを参照しながら、正しくまとめていくのは大変ですし、時間もかかると思います。
「自分自身」が取り組んだことを
実績を挙げる際、部署の実績や所属会社の実績と自分自身の実績が混ぜこぜになっている方がよくいらっしゃいます。
企業が知りたいのはあくまで「あなた自身の仕事ぶり」です。仕事に取り組むときに何を心がけて、どんな工夫をして、どんな成果を出すことができたのか、といった一連のプロセスや具体的なエピソードを完結にまとめるようにしましょう。
まとめ
"いよいよ"になってから慌てて作成すると、適量にまとまらなかったり、実績が数字を伴わず曖昧になったりしがちです。
はじめから完璧に仕上げる必要はありませんので、まずは年末年始など時間が取りやすいときにベースをつくり、そこに情報を肉付けしていけば良いのです。
これを1年に1回、できれば数ヶ月~半年に1回、定期的に更新していくと、いざというときに随分と身を助けることになると思います。
なかなか着手できない(やる気にならない)という方は、一度弊社コンサルタントにご相談いただくのもいいかもしれません(ちょっぴり宣伝)。
ではでは、今回はこのへんで。