2022.12.23
【福岡散策ルポ】「鎌倉殿の13人」ゆかりの聖福寺で心静かに年末を迎える
リージョナルキャリア福岡のコンサルタント、植田です。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が最終回を迎えましたが、皆さんはご覧になっていましたでしょうか?
毎回、放送時間の終わりごろに、いくつかのゆかりの場所が紹介されますが、あるとき、「後鳥羽上皇が・・・」というナレーションとともに福岡の『聖福寺』が紹介されていました。
先日このブログで『承天寺』を紹介しましたが(記事)、最近お寺にハマっている(?)私としては押さえておかなければと思いましたので(笑)、訪ねてみることにしました。
場所は御供所町。博多駅から歩いて行けないこともないですが、地下鉄で一駅、祇園まで行くとより楽に行けますね。
さて到着です。門を入ると、左手に境内の案内がありましたので、そこで見どころを確認します。
Webサイトもチェック。聖福寺の歴史は以下のようにあります。
聖福寺は建久6年(1195年)に鎌倉幕府初代将軍源頼朝公よりこの地を賜り、栄西禅師(ようさいぜんじ)を開山として創建された日本最初の禅寺です。山号を安国山(あんこくざん)、寺号を聖福至仁禅寺(しょうふくしぜんじ)といいます。
元久元年(1204年)後鳥羽天皇(後上皇)より、日本で最初の禅寺である「扶桑最初禅窟(ふそうさいしょぜんくつ)」の勅額(ちょくがく)を賜りました。
(聖福寺HPより引用)
「扶桑最初禅窟の勅額」ってどんなものなのでしょうか。。見てみたいですね。
歩を進めると、季節もちょうど良かったのか、紅葉した綺麗な参道が向こうまで見えます。
参道に入る前の右側には、福岡出身で第32代内閣総理大臣を務められた廣田弘毅氏の石碑がありました。この書を見るとなんだか背筋がピンとなります。
参道を抜けて左回りに歩くと仏堂があります。仏堂の中の仏像はピッカピカです。
しかし見つかりませんね・・・「扶桑最初禅窟の勅額」が。。何を隠そう、私、この時点で「扶桑最初禅窟の勅額」の形がイメージできていません(笑)
勅額というぐらいですので、きっと額なんですよね。。
またしばらく歩くと、山門がありました。
ん?山門?そういえば、境内案内に「山門の楼上に提示」とあったことを思い出しました。きっとこの山門のどこか上のあたりにあるのでしょう!
山門の屋根近く、ネットの向こう側に何かありますね。ついに発見、これが「扶桑最初禅窟の勅額」です。(いや~、分かりにくい!笑)
こんな具合にあちこち散策しましたが、とても心が落ち着く良いお寺だと感じました。
街中に位置しているので、少し時間があればすぐに行くことができますが、紅葉も楽しみながらぐるりと一周すると、なんだかどこか遠くに来たような気がします。
普段の喧騒から離れ、ゆっくりと呼吸しながら心を落ち着かせる。これぞお寺巡りの醍醐味ですね!
さて、今年も1年お付き合いいただきありがとうございました。皆さまどうぞ良いお年をお迎えくださいませ。