2022.02.02
【定点観測】福岡県の有効求人倍率-2021年12月、前月横ばいの1.08倍
2021年12月の福岡県の求人倍率は「1.08倍」
11月に4ヶ月ぶりに上昇した福岡の求人倍率ですが、12月は前月横ばいの『1.08倍』となりました。
厚生労働省が発表する統計値の一つで、「求職者1人に対して、企業などから何件の求人があるか」を示します。有効求人倍率が1倍を上回ると求職者よりも求人数の方が多い(企業にとって人手が不足している)状況で、逆に1倍を下回ると求人数より求職者数が多い(求職者にとって仕事探しが難しい)状況となります。
有効求職者数が2.4%増加したのに対し、有効求人数も2.3%増加したことから、倍率としては変わらずという結果となっています。
主な産業の新規求人動向(対前年度比)
<増加>
情報通信(+47.6%)、製造(+31.1%)、宿泊・飲食サービス(+25.5%)、サービス(+23.9%)、不動産・物品賃貸(+20.0%)、生活関連サービス・娯楽(+17.4%)、卸売・小売(+14.5%)、医療・福祉(+10.3%)、学術研究・専門技術サービス(+9.3%)、建設(+4.8%)
<減少>
金融・保険(-16.1%)、運輸・郵便(-15.9%)
(参照-福岡労働局 雇用失業情勢)
有効求人数が増加を続けているものの、新型コロナウイルスの感染拡大状況によって、今後も細かな変化を続けていきそうです。引き続き変化を注視していきたいと思います。
過去の求人倍率
-2021年11月(1.08倍)
-2021年10月(1.07倍)
-2021年9月(1.07倍)
-2021年8月(1.07倍)
-2021年7月(1.08倍)
-2021年6月(1.09倍)
-2021年5月(1.07倍)
-2021年4月(1.03倍)